こんにちは、うりぼうです
前回の記事で、仮想通貨がもらえる優待銘柄についてまとめました

前回記事で取り上げた3銘柄はこちら
今回はこの3銘柄の業績を確認していきます
ギグワークス
今回業績を確認する3社の中で最も時価総額の少ない会社です
設立自体は1970年代ですが、2019年に本社を虎ノ門に移すなど
乗りに乗っている会社です
事業内容
業績
2010年代前半は足踏みが続いていました
2016年を境に売り上げ、営業利益、経常利益すべてにおいて順調に伸ばしていることが分かります
こういったきれいな右肩上がりな業績は株価も伸びる可能性が高くて良いですね

2021年は売上高、営業利益、経常利益、1株当たり利益のすべてで過去最高の予想を出しています
財務
自己資本比率 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子負債倍率 | |
2019 | 41.3% | 3,222 | 1,676 | 0.59 |
2020 | 37.0% | 3,838 | 2,240 | 0.68 |
※単位は百万円です
有利子負債倍率が高めで自己資本比率も40%を切っています
とはいえ、成長中の企業には良くある話です
むしろ成長中の企業の割には抑えている方とも言えるかもしれません
売上や営業利益が伸びている間はそこまで心配しなくてもいいかなといった印象
まあ問題ないでしょう
SBIホールディングス
時価総額がギグワークスの30倍近くある会社です

会社の規模でいうと3社の中でも圧倒的にこれ
事業内容
業績
なぜかデータが飛んているところがあって残念ですが…
営業利益を見ると、やっと10億を超えたギグワークスとは対照的です
1000億を余裕で超えています
完全な大型株なのにさらに利益を伸ばしているところが良いですね

SBI証券の口座数は野村証券を抜いて日本1位
ネット銀行などの金融系事業は安定かつ成長中
利益率も高いです

結構いい感じじゃん!
でもバイオ関連は赤字です
バイオはまだ育成中の事業ということですね
財務
自己資本比率 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子負債倍率 | |
2019 | 9.1% | 456,675 | 225,714 | 2.11 |
2020 | 8.2% | 451,476 | 239,724 | 2.48 |
自己資本比率が異様に低いように見えますが、金融業なので問題ありません

金融業は人から集めたお金で利益を出すので自己資本比率は低いです
銀行系やオリックスなどの金融会社はみんな低いですね
とはいえ有利子負債が多すぎるのは心配材料
まあ会社の規模や成長性を考えたら問題ないレベルですが…
この会社に投資するかどうかは完全に投資家によって分かれるところですね
私は米国ETFへの投資でリスクを減らしつつ日本株は優待目的と決めています
この会社への投資は、するとしても100株までにするでしょう
モーニングスター
実はSBIホールディングスのグループ会社です
子会社にSBIアセットマネジメント・グループなどSBIと名の付く会社がいっぱいあります
時価総額はギグワークスの2倍ほどです

株価は3社の中で一番安いので買いやすい銘柄ですね
事業内容
業績
だいたい右肩上がりになっていますね
素晴らしいです
最近は日本でも投資が活発になっていますので、その恩恵を受けています
同じSBIグループであるSBI証券の口座数が右肩上がりな今、投資関係の情報を扱っているこの会社の業績が悪化していく未来はあまり想像できません

情報を扱っているだけあって利益率が高いのも良いですね
財務
自己資本比率 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子負債倍率 | |
2019 | 84.5% | 9,359 | 4,402 | – |
2020 | 71.9% | 8,905 | 4,431 | 0.22 |
自己資本比率が非常に高くて優秀です
2020年の決算では有利子負債を抱えていましたが、直近の決算ではすべて清算済みのようです
無借金経営とはすばらしいですね
実はこの会社、株主還元にものすごく力を入れています
配当性向は60%~100%を超えることもあります
SBIグループで41.6%の株を保有していますので、完全にSBIグループへ配当を配るために頑張っている会社ですね
携帯事業の方のソフトバンクと一緒です
限界ギリギリまで配当を出しつつ優待ももらえる銘柄です

ちょっと還元しすぎて不安になる…
頑張ってグループ会社に配当を配っている会社です
その恩恵を私たち個人投資家も受けられるように株を持っておくのはありです
どれが良いか

ということで、仮想通貨がもらえる優待銘柄の結論です
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